専業主婦を経て、専門職パートで収入を得られるようになったM様。
ご主人様の収入で十分な生活ができているものの、家庭内での『経済的な自立』を目指しているとのこと。
自立の第一歩としてご自分の保険は自分で選び、保険料をパート収入から捻出しているというがんばり屋さんです。
月々の収入から給与天引きの積立商品を利用していましたが、もう少し積極的な資産運用をしてみたいと考えるようになりました。
そんな中、お金の教養を高めたいと参加した『女性向けマネーセミナー』を通じて知り合ったアドバイザーから『外貨建て個人年金』という商品を紹介されました。
併せて、現在加入中の生命保険から違う保険に乗り換える『保障と貯蓄とを兼ね備えたプラン』を提案されています。
丁寧に説明をしてくれるアドバイザーでしたが
●専門的な用語が多く、よく分からないところがある
●そもそもアドバイザーの説明を信用していいのか不安
●保険の提案書を一緒に見て、中立の立場でFPの見解を聞きたい
ということでご相談にいらっしゃいました。
私が個別の保険商品について、お勧めしたり逆にお止めする(よっぽど怪しいものを除く)などジャッジすることはございません。
◎M様がご自分で納得できる選択をするために必要な知識
◎見落とし部分の洗い出し
◎提示されている設計書を専門家の目で読み込むこと
◎契約前に確認すべきポイント
など、相手(今回はアドバイザー)と対等に話ができるような、いわば「道具・武器」をお渡しします。
FPいながきの印象はいかがでしたか?
柔らかい雰囲気で個別案件を聞いてくださり、お話ししやすかったです。
また、専門的な知識、過去の動向から今後の行方についてもお話しいただき、自分の今後の資産形成について考える時間となりました。
今回は外国為替に影響を受けるタイプの個人年金保険でしたので、提案書のシミュレーションでは想定されていない事態が起きた時をイメージしたお話をしました。
例えば、過去10年間の為替の動向から、今回の提案書のシミュレーションがやや楽観的と思えたので、悪条件だった場合なにがどう変わってくるのかを為替の知識とともにお話ししました。
また、M様の貯蓄の配分(バランス)がかなり偏ってしまうことなども指摘しました。
リスク許容度に合わせた資産配分が、今後の経済情勢の変化で不安にならずにいられるコツです。
個別相談を申し込んだ動機などを教えてください。
専門的な知識のある、第3者の方のご意見を客観的な視点から伺いたいなと思ったので。
保険商品を一切販売しないFPですので、完全にM様の利益の為だけに行動します。
「ここを是非アドバイザーの方に質問してみて!」というポイントをM様にはお渡ししたので、もしかしたら先方には嫌がられるかもしれません…(^-^;
今日のご相談の中で、すぐに行動に移せそうなもの・行動したことはありましたか?
具体的な行動については、シュミレーションして頂いた内容や、今後の乗り換えについて再度検討の後、現在契約中の保険(乗り換えを勧められている保険)を紹介してくれた知人のFPに相談し、実際の契約(今後の保障内容)をどのようにしていくか考えたいと思います。
乗り換えた時に保障の範囲がどのように変わるかを見える化することで漠然としていたことが分かりやすくなったと思います。
ご相談時に使用した資料もお渡しできますので、ぜひ活用してください。
FP個別相談を他の方にもお勧めしたいと思いますか?またどのような方におススメですか?
イエスです。
やはり専門的な知識からの第3者の意見ということで、信用できるアドバイスだと思います。
知恵や武器を授けて頂き、その後自分でどのような選択をするかが大事だと思いますが、素人ではその知恵や武器がありません。
インターネットや本からの情報ではない専門家のご意見はとてもありがたく、自身の資産形成や今後の生活保障における保険契約には欠かせないと思います。
保険会社の方や専門家に勧められて、新規契約や乗り換えを検討されているすべての方、また、今までお金周りのことを全く考えてこなかった方、何から手をつけて良いのかそれさえもわからない方、お金についての知識が全くない方も、何から始めれば良いのかということについて、相談できるのではないかと思います。